プルちゃん通信
1999/9 プルちゃん通信
むし歯の虫
むし歯の「虫」を我われはウ蝕原性菌といって いますが、これは特定の菌をさすのではありま せん。むし歯は、口の中をすみかにしている細 菌群のうち、彼らが生きていく中で特に多くの 酸を産生する要注意細菌としてあげられるウ蝕 原性菌が引き起こす歯牙の脱灰現象なのです。
口の中は無数の菌が生息し、体の中で最も細 菌に汚染されているというわけです。ちなみに、 1円玉の1000分の1ぐらいの重さの歯垢中に約 1億の細菌がいます。 つまり、 歯の表面に付着している歯垢 三4本体は戸口腔細菌の塊毒の. です。さらに、歯を磨かずに 朝をむかえた唾液1ml中に は、平均10億以上の細菌が泳 いています。 私達が食べる、飲むという 行為をやめない限り、†生を 通じて彼ら細菌群に栄養を与 え続けるわけで、その結果、 より多くの酸を産生し、むし 歯を作りやすい環境をつくり 上げていきます。対抗策はいくつかあげられま すが、最終目標はむし歯を作るに至らない程度 まで彼らの数を減らすこと。消毒剤、殺菌剤、 抗生物質などを用いて全滅する方法もあります が、彼らも生き物、我われも生き物です。彼ら に効くものは、我われにも少なからぬ影響をも たらします。
やはり、歯ブラシなどでこすり取るという方 法が、今のところ最善の方法といえるでしょう。 ただし、単に洗い流すだけで は歯垢を除くことは出来ません。.L彼ら」弐歯の溝の中、歯と 歯のすき間、歯と歯茎の間の 溝、それに舌の表面や口の中 の粘膜表面など、いたるとこ ろに生息し、常に仲間を増や そうと待ち受けています。決 して四角い部屋を丸く掃くな どということにならず、隅か ら隅まで清掃を心掛けて頂く のが彼らとの戦いに勝利する 道です。
診療日記
 今回この診療日記を書か してもらう清水です。今回 は私に起こった出来事を書 かしていただきます。7/18 に市内のホテルのチャペル でたくさんの人の祝福の 中、結婚式を挙げました。 あいにくの雨だったので残 念でしたが、挙式は大緊張 の中進んでいき、指輪の交 換の時新郎の指になかなか. 入らず、無理矢理勢いよく 入れてしまって参列者の人 達にクスクス笑われたりと いうハプニングもありまし た。披露宴もみなさんに盛 り上げていただきました。 仲人が、谷先生だったので、 素晴らしい挨拶を、披露し てもらって感動しました。 診療中の優しい先生の顔と は違って、緊張のせいか、 厳しい顔でした。そして、 スタッフのみなさんでお歌 も歌ってもらいました。み なさんに祝ってもらって私 たち2人は感謝感激の1日 でした。これからも谷歯科 で変わらず働いていますの で応援してください。

???ここが知りたい???
自分で出来る応急処置
歯科の救急病院というのはありそうで、ない ものです。歯科医院へ行くまで、ご自分で出来 る応急処置をご紹介しましょう。

●むし歯で痛い時
むし歯の穴め奥の神経に刺激が伝わっ て痛みを感じるのですから、まずむし歯 の穴につまっている食ベカスをつま楊枝 等でていねいに取り除いた後、ぬるま湯 でうがいし、オキシドールか稀ヨードチ ンキで消毒した後、クレオソート(正露丸等)を少量詰めておくとよいでしよう。 ■もちろんその箇所では、なるべく咬まな いことです。

●歯茎が痛い時
むし歯が原因の時は上記を参考に、冷 たい水を口に合むと痛みが和らぐ場合が あります。 親知らずが原因の場合は、軟らか目の 歯ブラシでしっかり歯磨きして親知らず の周囲を清潔にし、うがい薬でブクブク うがいをした後、患部を冷やして下さい。 鎮痛剤を飲むことは一時的には効果があ りますが、使用限度を超える服用はかえっ て危険です。 患者さんにどって歯科医院は怖い、い やなところといった先入観があるようで すが、実際こんな苦労を思えば、いつで もなんでも気軽に相談できる、かかりつ けの歯医者があればいいですね。
こどもの歯のコーナー
指しゃぶり
口に関係ある悪習癖には、 歯ぎしり・口唇吸い・爪かみ などいろいろとありますが、 一番見られるのは指しゃぶり だと思います。 子どもは、お母さんのお腹の 中にいる時から口に指をもっ ていき吸引しているといわれ ています。吸うという習慣性 はもともとあるのですが、年 齢が増すにしたがい吸わなく なります。でも、なかには精 神的なことやストレスにより 指しゃぶりを続けてしまう子 どももいるのです。  悪習癖による心配は、歯な らびや咬みあわせの異常です が、その頻度・、強さ・継続時 間によって問題の起こり方が 違います。よく見られるのが、 寝る間際・就寝中・昼間です。 一時的なものならあまり問題な いといわれています。しかし、 これが一日中や就寝中ずっと になると長時間続けるという 点で問題になります。 とはいえ、あまり無理にや めさせるのはよくないともい われています。子どもさんの 気持ちや行動をよく見てあげ て下さい。
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