Nobel Biocare Symposium Asia-Pacific 2010

Nobel Biocare Symposium Asia-Pacific 2010 参加レポート

Nobel Biocare Symposium Asia-Pacific 2010


8月21日、22日に東京で行われました「Nobel Biocare Symposium Asia-Pacific 2010」に参加してまいりましたのでご報告させて頂きます。
前回こちらでご報告させていただきました『Nobel Biocare Global Symposium 2010』が世界大会だとすると、今回はアジア大会にあたります。
アジア大会ですので、講演される先生方の大半が日本人ですので、生粋の南大阪人の私も今回は安心でした。

インプラントと全身疾患

Nobel Biocare Symposium Asia-Pacific 2010


これはインプラント治療を行う患者様に限ったことではありませんが、谷歯科ではインプラント手術を予定している患者様にはお身体についてお変わりがないか再度ご確認させていただきます。
これは、初診時とお変わりがないか確認するためです。そこで、今回のシンポジウムでも触れられていたインプラント治療を行う上で注意すべき点について紹介いたします。

  • 骨粗鬆症でビスホスホネート製剤を使用されている方;使用期間とステロイドの服用の有無の確認が必要
  • 放射線治療後;治療後、十分な待機期間が必要
  • 喫煙;禁煙が望ましい。特に骨を足す手術を行う場合には必要

尚、谷歯科では、以上の他にも十分な診査・診断を行ってから治療にあたらせて頂いております。

CTを用いた手術計画

Nobel Biocare Symposium Asia-Pacific 2010


ホームページでもご紹介させて頂いていますが、谷歯科では歯科用CTを導入しています。
これは、安全に手術を行う上で重要なことは言うまでもありません。しかし、CTを用いて診断するメリットはそれだけではありません。
模型やCT画像を用いることで手術の前に、理想的な位置や形に『かぶせもの』が入るようにシミュレーションすることが可能になります。
これにより、総入れ歯の患者様に手術した当日に仮歯で帰って頂けることも可能となるのです。
もちろん、患者様のお口の中の状態や、骨の状態、手術中の判断によっては難しい場合もありますし、技術的にも非常に難しいものですので、すべての患者様にご提案できるものではありませんが、谷歯科ではこの方法も選択肢の一つとして考え、患者様に最適な治療計画を立てさせて頂いています。

新しい手術シミュレーションソフト

NOBEL BIOCARE GLOBAL SYMPOSIUM 2010


今回のシンポジウムは正直に言いますと、ニューヨークで行われたシンポジウムに比べると目新しいものはあまりありませんでした。
そんな中でも、唯一新しい情報として勉強になったのが、シミュレーションソフトであるNobel Guideの最新版であるNobel Clinicianについての詳細でした。
ニューヨークとは異なり、今回は日本人の先生が使用方法を実際にソフトを使用しながら講義してくださったので非常に参考になりました。
これまではシミュレーションする歯科医師の経験や技術に頼るところが多かったのですが、今回の最新版では診査・診断まである程度行えるようでした。コンピュータ技術の進歩と、そのスピードの速さには、ただただ驚かされます。
しかしながら、技術に甘えるだけではなく、自らの知識や技術の向上に努めることが何より肝心だと考えています。

シンポジウムを終えて

NOBEL BIOCARE GLOBAL SYMPOSIUM 2010


今回、ニューヨークに引き続いてインプラント治療についてのシンポジウムに参加させて頂きましたが、いずれも参加者の人数が多いことに驚かされました。
これは、社会的にインプラント治療の需要が高くなってきていることの表れであると思います。
しかし、これは同時に、インプラント治療に接した先生方が、インプラントについてもっと勉強する必要があると感じているということの表れでもあると思います。
インプラント治療は確かに、素晴らしい治療のひとつであると思います。
ですが、安易に取り組むにはリスクが大きすぎることも事実です。
本当にその患者様にとってインプラント治療がベストなのか、よく考える必要があります
。谷歯科医院はインプラント治療を得意としても、インプラントに固執することなく、患者様ひとりひとりに合った治療を提供できるように、これからも努力し続けて参ります。

おまけ

NOBEL BIOCARE GLOBAL SYMPOSIUM 2010


シンポジウム中、真剣な眼差しで勉強している様子の先輩をパチリ。。。あれ?
手も持たれているのは、もしや『ガイドブック』!!・・・
勉強には、遊びも必要なのです (笑)

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